本と珈琲のある暮らし

小説やビジネス書を好んで読みます。読書の感想や日々感じたことなどをここに記していきたいと思います。

怒涛の人生『ボヘミアン・ラプソディ』

 

 

バンド・クイーンのボーカル、フレディマーキュリーの伝記的映画。

 


バンドメンバーとの出会い、売れっ子時代、結婚と別れ、バイセクシャルの自認、バンドメンバーとの決裂とソロ活動、乱交パーティー、AIDS発症、バンドエイドでの伝説的復活ライブ。

 


1991年に45歳で亡くなるまで怒涛の人生が描かれています。

 


売れっ子になって自信がつき、自己を過信してバンドメンバーらを無下にしてしまったこと、バイセクシャルを妻メアリーに告げ距離を置かれたこと、それによりドラッグ、酒、タバコ、乱交パーティーなど一時的な快楽を求めるようになり、どんどん自分を見失ってしまいます。

 


バイセクシャルという性自認について、映画では一つの大きなテーマになっています。

フレディマーキュリーはそれにより生活が大きく乱れたこともあり、性自認の問題について思い巡らせられます。

彼の乱れた行動や、バンドメンバーや記者らに対する不遜な態度は決して褒められたものではないけど、性自認によって人生が壊れてしまうといったことはあってはいけないことだと考えさせられます。

 


あと、作曲のシーンや、最後のライブのシーンなど、クイーンの曲が生き生きと、迫力をもって聞くことができます。「映画館で大迫力で聴きたかったあ〜」「やっぱりライブの一体感ってすごいな〜」って思いました。